特定非営利活動法人『こころのまま』様に寄付金をお届けしました
特定非営利活動法人『こころのまま』様に寄付金をお届けしてきました。
特定非営利活動法人『こころのまま』様(以下『こころのまま』)とのご縁の繋がりは、ペンキ画家SHOGENさんでした。
その後、沼津を訪問させていただき(記事)、
2024年2月のSHOGEN個展でも『こころのまま』の子ども達が描いた絵を飾ったり、子どもたちが一つの作品を作り上げるワークショップを行いました。(記事)
調理補助や接客など障がいを抱える子どもたちのお仕事体験や移動式作品展をしてきたキッチンカー「ぼくの色号」が動かなくなってしまったということでしたので、SHOGENさんが個展にてライブペインティングで描いた絵を「SHOGEN×NPO法人ハミングバード コラボTシャツ」として多くの皆さまにご購入いただき、売上金の一部を『こころのまま』に寄付することにしました(記事)。
また、2024年10月「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」の「のらくろードパラマーケット」にて販売した『こころのまま』の「コーヒードリップセット」、「ポストカード」、ペンキ画家SHOGEN「絵本『やってみないとわからないでしょ』」(日本語版、英語版)の売上金(記事)と合わせて、ようやくお渡しすることが出来たので、みなさまにもご報告します。

当日の様子をレポートします。
「新しい『ぼくの色号』が納車されました」と連絡をいただき、当団体のステッカーと目録をお届けに行きました。
三島駅に着くと、『こころのまま』代表の沼田潤さんが新しい『ぼくの色号』でお迎えに来てくれました。
この日は残念ながら、息子の晃太朗くんは専門学校の修了式ということで会えませんでした。なんと一般の企業への就職が決まったそうです。
元々、沼田さんたちは、「自分たち(親)がいなくなった後、どうやって障がいを持つ子どもたちは、仕事をしていくのだろうか?生活は大丈夫なのか」と心配して、『こころのまま』を立ち上げました。
『こころのまま』が沼津の地域に溶け込み、いろいろな企業が親身になってくださっているというお話を聞いて、心が温まりました。

『こころのまま』では、障がい者という言い方はせずにチャレンジドな子どもたちのことを「色員さん」と呼んでいます。新しい『ぼくの色号』の車のナンバーも「16」で、色員さんの「イロ」だそうです。
車体はグレーでしたが、これからいろいろな色でペイントされていくことが楽しみです。
「いつかは色員さんたちが働けるような喫茶店を作りたい、これからです。」と沼田さんは、熱く語っていました。
今回の支援が色員さんそれぞれの旅立ちの希望につながればうれしいです。
あらためまして、多くの皆様のご支援、ご協力に感謝いたします。
NPO法人ハミングバードはこれからも、素晴らしい活動をしている団体を応援していく予定です。
特定非営利活動法人『こころのまま』
特定非営利活動法人『こころのまま』の母体は、特別支援学校などに通う様々な障がいを抱えた子どものお母さんのコミュニティである「障害者のしごとを考える母の会」。子どもたちが生活や就労のために基礎的な力を身につけたり、絵画などの創作活動で自分を表現することを学び、 障がいを抱えていても表現活動等を活用して社会的自立ができることを目指し、将来の仕事や役割に繋げる活動を行っている。
https://kokoronomama.jp/