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特定非営利活動法人『こころのまま』様を訪問しました

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静岡県沼津市にある特定非営利活動法人『こころのまま』様(以下、『こころのまま』)の沼田理事長にお目にかかり、会を立ち上げられた想いや活動のお話を聞いてきました。



NPO法人ハミングバードは2月にペンキ画家/SHOGEN個展「今日、誰のために生きる?」を開催します。
SHOGENが心にかけ、支援している団体が『こころのまま』です。

『こころのまま』は、特別支援学校などに通う様々な障がいを抱えた子どもの身近な支援者であるお母さんのコミュニティを母体とした、障がい児(者)の役割・仕事・居場所づくりに取り組んでいる法人です。

8年目になる親子での表現活動は、 “色員(いろいん)さん”と呼ばれる障がいを抱える子どもたちを、地域の方々に身近に感じていただくことや個々の自立に役立てることを目的として始めました。
3年前からは、地域の高校生と混ざり合って、サポートを受けながら表現活動をする「アートワークショップ」も実施しています。
その他にも、作品の展覧会である「心のままアート展」や、保護者・行政・学校関係者・障がい者就労の専門家などが集い、障がいを抱える人の卒業後の進路の幅を広げるための話し合いの場「障がい者の就労を考える会」など、様々な活動に取り組んでいます。

訪問時には、今は動かなくなってしまった「ぼくの色号」というキッチンカーも見せていただきました。
このキッチンカーを使って調理補助や接客など障がいを抱える子どもたちのお仕事体験や移動式作品展をしてきたそうです。
新しいキッチンカーをNPO法人ハミングバードで用意し、コーヒーなどの移動販売が出来るようになったら嬉しいなと思っています。


『こころのまま』とSHOGENとの出会いは2021年に沼津港にて実施した「アートワークショップ」でした。
当日の様子などを掲載した冊子の中には、『自己表現や感情表現への躊躇がなく、どんな場でも誰とでもフラットに自然体でそこにいる“色員さん”は、ティンガティンガの発祥地であるタンザニアのブンジュ村の人たちと似ている』というSHOGENの言葉が紹介されていました。

2/3(土)~2/20(土)、三井住友銀行東館 1F アース・ガーデンで開催されるSHOGENの個展期間中に『こころのまま』のアーティストたちの作品を展示するコーナーを設け、2/18(日)にはアーティストたちをご招待する予定です。

特定非営利活動法人『こころのまま』

特定非営利活動法人『こころのまま』の母体は、特別支援学校などに通う様々な障がいを抱えた子どものお母さんのコミュニティである「障害者のしごとを考える母の会」。
子どもたちが生活や就労のために基礎的な力を身につけたり、絵画などの創作活動で自分を表現することを学び、 障がいを抱えていても表現活動等を活用して社会的自立ができることを目指し、将来の仕事や役割に繋げる活動を行っている。
https://kokoronomama.jp/