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【J-WAVE81.3FM / 2025.11.23放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION

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J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。

2025年11月23日放送

「にじとまめ。」

今回ご紹介するのは愛媛県西条市で、米粉を使ったグルテンフリーのお菓子をつくる「にじとまめ。」。
店主の田中直子さんにお話を伺いました。

社会福祉士として働いていた田中さんは、お子さんの看病をきっかけに“パンを焼くこと”に強く惹かれていきました。やがてお母さまとともに国産小麦と天然酵母でパンを焼く小さなパン屋として「にじとまめ。」をスタート。
お店の名前には、大切な想いが込められています — 長男さんを象徴する“虹(にじ)”、と豆が大好きな次男さんの“まめ”とを重ねているそうです。

しかし、田中さん自身がグルテンアレルギーであることが分かり、これまでの小麦パンから、地元・西条産の米粉と豆乳を使った“グルテンフリーの焼き菓子”へと大きな舵を切ります。
試行錯誤を重ねながら、たどり着いたのが・・・外側は米粉ならではのカリッとした香ばしさと中はしっとり、優しい甘さがじんわりと広がる“ふたつの顔”をもつ焼き菓子。とりわけ人気なのは、かわいらしい見た目のカヌレです。
外のカリカリ、内のしっとり――その対比がやみつきになる食感は、まるでお菓子で包まれた“温かさ”そのもの。

田中さんは、米粉との出会いについて「人生を変えてくれた存在」と話します。地元の素材でおやつを作る喜びと、食べる人に安心感を届けたいという強い想いが、ひたむきな工程の中に刻まれています。

田中さんの人生が「にじとまめ。」という名前の中でひとつにつながり、今のお菓子製作に息づいています。
想いが誰かに届くとき、また新しいつながりが生まれ、そのつながりは人生をそっと支えていくように感じました。

ご興味のある方は是非、「にじとまめ。」のWebサイトをチェックしてみてください。

<番組内で放送した内容はこちら>
J-WAVE81.3FM hummingbird SERENDIPITY CONNECTION