【J-WAVE81.3FM / 2025.8.31放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION
J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』
人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。
2025年8月31日放送
NPO法人 おおさかレモネードスタンドプロジェクト Pilina
今回ご紹介するのは、「NPO法人 おおさかレモネードスタンドプロジェクト Pilina」。
代表の土井颯大さんにお話を伺いました。
「NPO法人 おおさかレモネードスタンドプロジェクト Pilina」は小児がん支援のレモネードスタンドです。
土井さんはなんと高校2年生。
活動のきっかけは、弟の大地さんが5歳のときに小児がんを発症したことでした。
弟が辛い闘病生活をしているのに、自分は普通に楽しく学生生活を送っている事に罪悪感を抱き、弟の為に小児がんと闘っている人の為に活動したいと思いレモネードスタンドを始めたそうです。
小児がん支援と啓発活動をして、イベントやマルシェに出店してレモネードを販売しています。収益を小児がん支援や応援している団体などに寄付しています。
現在はオリジナルの瓶のレモネードを製作していて、9月からはいろいろなお店に置いてもらえるよう活動しています。
学校の勉強、クラブ活動、「Pilina」の活動と夜中の2時頃まで頑張っているそうです。
「Pilina」の最終目標は病気や障がいの有無に関わらず、みんなが輝ける社会になること。
その願いが叶うようにレモネードスタンドのほか、講演活動や命の大切さを伝える取り組みにも力を入れ、小児がんの子どもたちの現状を通して、みんなが少しでも考えるきっかけになるように活動しています。
土井さんとは、5月に大阪鶴見区にある「TSURUMI こどもホスピス」の催事「つるしば」で出会いました。
レモネードをいただきましたが、優しい甘さの中にレモンの良い香りがして美味しく、そして土井さんが笑顔で販売されている姿がとても印象的でした。
他にもレモンを模した雑貨なども販売していて、その時に購入した毛糸で編んだレモンのコースターは大切に使わせてもらっています。
「Pilina」とはハワイ語で“つながり、あなたとの絆を大切にしたい”という意味だそうです。
このご縁を大切に講演を聞きに行ったり、マルシェなどにも行きたいと思いました。
また少しでも多くの方にこの活動がつながっていくと嬉しいです。
ご興味のある方は是非、「NPO法人 おおさかレモネードスタンドプロジェクト Pilina」のInstagramをチェックしてみてください。
<番組内で放送した内容はこちら>
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