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【J-WAVE81.3FM / 2025.5.25放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION

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J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。

2025年5月25日放送

「NPO法人国際自然大学校」

今回ご紹介するのは、四季を感じながら遊び、学び、成長する特別の体験を提案し、山梨をはじめ全国に拠点をもちながら活動する「NPO法人国際自然大学校」。
団体スタッフの坂口友紀子さんにお話を伺いました。

「NPO法人国際自然大学校」の設立は1983年。
きっかけは、創設者のひとりである佐藤初雄理事長の学生時代のキャンプ実習体験。教員をめざすために必須だった3泊4日のなかで、子どもたちがとても成長して、変わってゆく様子に感銘を受け、これを仕事にできないかと思ったのが始まりだそうです。

国際自然大学校では、ふたつの事業があり、ひとつは企業、自治体、幼稚園や保育園から大学までの学校組織を対象とした受託事業。もうひとつは関東近郊の公立の青少年の家、屋外活動センターの施設管理運営。いずれもどこでも自然体験ができるための事業となっています。

坂口さんが経験のなかで感じていることは、コミュニケーションが育つことについて。
人ときちんと向き合うことは、とても大変でエネルギーが必要。国際自然大学校では意見がぶつかることもOK。そこには子どもだけではなく、客観的に見守るスタッフがいて、その人たちとの関りも重要になります。
大人も子どもも関係なく、その場にいるメンバーがいかにお互いの気持ちを理解し、伝え合うか。お互いの違いを受けいれて仲良くなってゆく様がとても素敵だと、坂口さんは話します。

参加した子どもが大きくなって、スタッフとして戻ってきてくれることもあるそうです。
当団体スタッフの子ども達も通っていました。家庭ではなかなかできないような自然体験をできること、個々が楽しみつつも、参加者同士で力を合わせて成し遂げる体験は大変貴重な機会だったそうです。

自分の体験をまた次に伝えていく。そのつながりの背景にあるのは大きな自然の力。
コミュニケーションの楽しさを知らず知らずのうちに学んでいける体験。
子どもに限らず、大人向けのプログラムもあるそう。実際どんな体験ができるのか、行ってみたくなりました。

ご興味のある方は是非、「NPO法人国際自然大学校」のWebサイトをチェックしてみてください。

<番組内で放送した内容はこちら>
J-WAVE81.3FM hummingbird SERENDIPITY CONNECTION