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【J-WAVE81.3FM / 2024.10.13放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION

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J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。

2024年10月13日放送

「NPO法人 紙芝居Project」

今回ご紹介するのは、日本の文化“紙芝居”を未来の子ども達に残してあげたいという想いで活動している「NPO法人 紙芝居Project」。
保育園の園長でもある代表の島田博之さんにお話を伺いました。

紙芝居は、絵本と同じくらい保育にかかせないもの。
子どもたちに絵本を読み聞かせても大変喜んでもらえますが、紙芝居を見せてあげた方が、より楽しんでくれます。
しかし、実際の現場ではあまり使われていないのが現状です。
なぜ、子ども達が楽しんでくれる紙芝居が、現場であまり使われていないのかを調べてみると、紙芝居を演じる人が以前に比べて減っていることがわかったそうです。
そこで、子ども達に喜んでもらえる紙芝居をもっとみんなに広く知ってもらい楽しんでもらいたい、そのための環境を作りたいという想いからNPO法人を立ち上げました。

現在は、保育園や幼稚園、児童福祉施設などで、紙芝居を読み聞かせる発表の場を手配したり、オリジナルの作品を制作するなど、様々な活動をしています。
中でも力を入れているのは、読み聞かせる側の育成。紙芝居の演じ方を大人の皆さんにレクチャーするワークショップを定期的に開催し、演じる楽しさについて伝えています。

子ども達の紙芝居に集中している姿を見ると、演じる楽しさを感じ、演者としての病み付き感を感じる。 子ども達には、伝統文化と物語を届け、大人には新たな生きがいを提供していきたいと、島田さんは話します。

日本が育んだ文化“紙芝居”の素晴らしさがより多くの人に伝わり、未来の子ども達へつながっていくといいですね。

ご興味のある方は是非、「NPO法人 紙芝居Project」のwebサイトをチェックしてみてください。

<番組内で放送した内容はこちら>
J-WAVE81.3FM hummingbird SERENDIPITY CONNECTION