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【J-WAVE81.3FM / 2024.9.29放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION

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J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。

2024年9月29日放送

サンシャイン水族館「サンゴプロジェクト」

今回ご紹介するのは、サンゴを育てて海に返す保存活動をしている水族館、東京・池袋にあるサンシャイン水族館。
先日、NPO法人ハミングバードも見学にいってきました。(訪問記事はこちら

サンシャイン水族館は、沖縄県恩納村漁業協同組合の協力のもと、サンゴを守る活動として2006年から「サンゴプロジェクト」に取り組んでいます。サンゴが白くなってしまう白化という現象は、海水温の上昇というストレスを受けることにより起こります。サンゴの中に暮らしている褐虫藻という微生物を失ってしまうからだそうです。褐虫藻が逃げてしまうのか、消えて死んでしまうのか、サンゴが追いだしてしまうのか。理由は諸説あるようですが、その異変にいち早く気づき、サンゴを守る活動に取り組んでいたのが沖縄県恩納村でした。サンシャイン水族館では3ヶ月に一度、恩納村を訪れてサンゴをお借りして、水族館にそっと大切に運んでくる。
遠く離れた恩納村とサンシャイン水族館の行き交いのなかでサンゴは再生し、成長していくのですね。まさに命をつなぐ「サンゴプロジェクト」。

サンゴは動きが少ないため植物と思われがちですが、実際はくらげやイソギンチャクなどと同じ仲間で刺胞動物という分類だそうです。魚のすみかにもなるサンゴはほかの生物と深い関りをもち、また、死んで海底に沈んだサンゴの上にまたサンゴがでてくるなど、生物としてだけでなく地形のようでもある、それらはサンゴの魅力、というお話が印象的でした。

一度サンシャイン水族館の恩名村のサンゴ水槽をのぞいてみませんか。
まずはカラフルで優しい「サンゴプロジェクト」のサイトを是非ご覧ください。

ご興味のある方は是非、サンシャイン水族館「サンゴプロジェクト」のwebサイトをチェックしてみてください。

<番組内で放送した内容はこちら>
J-WAVE81.3FM hummingbird SERENDIPITY CONNECTION