J-WAVE（81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

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2024年9月22日放送

バリアフリー情報「まちあるきマップ」

今回ご紹介するのは、まち歩き調査によってまとめたバリアフリー情報を発信する「まちあるきマップ」。

「まちあるきマップ」は、まちのなかにあるバリアフリーの施設やまちの傾斜・段差などを表示した地図です。手がけているのは「NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム」。
東京・神田駅前の情報から始まり、その後観光情報なども載せたものになり、現在の形になっていったそうです。

いつも通っているまち並みの中も意識してみると意外と段差があったり、エレベーターがなかったり、点字ブロックがなかったり、と誰かにとって不便な場所がまだまだ多いのが現状です。そんなまちの今を知ってもらおうと制作したのが「まちあるきマップ」です。

「NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム」は「歩きやすいまちってなんだろう？」をテーマに千代田区、中野区、中央区のバリアフリー情報を掲載した地図を作成しました。
それぞれの地図は実際にボランティアの方と一緒に街を歩いて調査して1ヶ月かけて作成しています。地図に落とし込んだ後も「この情報が足りていないのではないか」と思うと再度調査しておよそ3ヶ月もかけて作成し直すそうです。

歩道にある段差や車椅子対応トイレ、乳幼児施設の有無や坂とスロープの有無などの情報から、車いす介助の方のための休憩スポットをピクトグラムで表示、オストメイトのあるトイレの場所や駅内のベビー休憩室なども載せていて、幅広い方から便利だと言われています。

日々変わっていく東京の街を定期的にボランティアの方と一緒に周って、リアルな情報を常に更新、発信している「まちあるきマップ」。誰もが心地良く暮らせる街を目指して今後は千代田区、中野区、中央区以外にも展開していきたいそうです。

誰にとっても住みやすい、動きやすいまちづくりにつながっていくといいですね。

ご興味のある方は是非、「まちあるきマップ」のwebサイトをチェックしてみてください。

＜番組内で放送した内容はこちら＞
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