J-WAVE（81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。

2024年3月3日放送

次世代型電動車椅子「WHILL」

今回ご紹介するのは次世代型電動車椅子 近距離モビリティ「WHILL」。

「WHILL」は免許不要で、歩きづらさを抱える方や長距離の歩行が辛い方の徒歩をカバーする快適な移動手段として使われています。

WHILL株式会社は2012年設立。
「WHILL」は100m先のコンビニに行くのを諦める車椅子のユーザーさんの言葉から生まれました。
デザインやテクノロジーで誰もが「乗りたい！」と思える1人用の乗り物を作ろう、と開発に取り組んだそうです。

「WHILL」の時速は、前に進む時は6km。後ろに下がる時は2km。ちょっとした坂道を登ったり、段差を乗り越えることもでき、操作もシンプル。フル充電なら走行距離は33㎞で、少し離れた場所への移動も可能となっています。
最新モデルの電動スクータータイプやハンドル型タイプは、シニア層を中心に人気を集めています。
より多くの方に「可能性を広げてもらいたい！行動範囲を広げてもらいたい！」と公園やアウトレットモールなどでのレンタルもおこなっています。

歩きづらくなると外出を控えてしまいがちですが、外に出かけることは、人や地域とのつながりに結びつきます。
何か行動してみようと思う気持ちや外出意欲を失わないことは大切です。
「WHILL」は外出の手段だけではなく、人に会いに行くためのツールとしても有効です。

あらゆる人が当たり前に近距離移動ができる世界を作れたら、日々の生活も豊かになりそうです。
気軽に近距離移動ができるひとつの手段として日本中、将来的に世界中で「WHILL」が走る日が来るといいですね。

ご興味のある方は是非、「WHILL」のwebサイトをチェックしてみてください。

＜番組内で放送した内容はこちら＞
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