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【J-WAVE81.3FM / 2025.1.26放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION

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J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』

人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。

2025年1月26日放送

アップサイクルアクセサリーブランド「enne.」

今回ご紹介するのは、親子で創る唯一無二のアップサイクルアクセサリーブランド「enne.」。
「enne.」を手掛けているアップサイクルアーティスト筒井友子さんにお話を伺いました。

「enne.」は海洋プラスチックや街に落ちているプラスチックゴミを“タカラモノ”に変える取り組みをしていて、筒井さんと15歳の娘さんと13歳の息子さんと親子で活動されています。
元々ゴミ拾いや環境問題に興味を持っていた筒井さん。一昨年の秋にNPO法人オンザロード代表理事の高橋歩さんが運営するアップサイクルブランド「TRUE BLUE」を知ります。海洋プラスチックを”タカラモノ”に変える活動を自分でもできるようになる講座に参加し、アクセサリーやキーホルダーの作り方を学んだのが始まり。家で作品を作っていると子ども達も興味を持ち、一緒に創るようになりました。

「enne.」の活動を本格的にスタートしたのは昨年の5月。きっかけは娘さんが学校のSDGsの授業で海洋プラスチック問題を知り興味を持ったのと同じタイミングで、筒井さんがアップサイクルアーティストの活動を知り、この2つが重なって創作活動がスタートしました。
「enne.」の由来は、ご縁の“縁”とサイクルの“円”という意味。活動を通じて色んな人と繋がったり楽しい場をつくりたい、そんな願いを込めて娘さんと一緒に決めたそうです。

現在「enne.」ではプラスチックゴミを使ったピアスやイヤリング、ネックレス、またネクタイピンやキーホルダーなどを親子で製作。定期的に色々な場所で開催しているマルシェに参加したり、ワークショップを開催するなど精力的に活動しています。

活動を通じて出会ったご縁は国内にとどまらず海外にまで。昨年はアメリカ・ニューヨークの展示会に出展しました。 徐々に増えてきているアップサイクルのアーティスト仲間達ともう一度ニューヨークでの個展を考えているそうです。

捨てられていたゴミがキレイな作品に生まれ変わることで、作品を見て楽しんでもらったり、ワクワクした気持ちになってもらう活動であり、環境問題を重々しく捉えるのではなく、自分ができることで楽しく、地球をキレイにしていくことができたら、良い方向に進んでいけるのではないかと筒井さんは話します。

筒井さんとは当団体が1月に行ったペンキ画家SHOGEN個展にてお会いしました。当団体も環境ドキュメンタリー映画「EARTHBOUND」の日本上映を通じて、気持ちが重くなりがちな環境問題を取り扱う映画でも明るく観ることができる、小さくても自分で始められるアクションにつなげていくきっかけを作りたい、と考えていたので、同じ想いをお持ちということで今回ご紹介させていただきました。

世界に一つだけの“タカラモノ”に出会うだけでなく、環境問題に興味を持つをきっかけになる。
この活動を通して、環境問題に関する何かを小さくても始められる人が増えていくといいですね。

ご興味のある方は是非、「enne.」のInstagramをチェックしてみてください。

<番組内で放送した内容はこちら>
J-WAVE81.3FM hummingbird SERENDIPITY CONNECTION