【J-WAVE81.3FM / 2024.1.21放送分】hummingbird SERENDIPITY CONNECTION
J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』
人と人との出会いで可能性が広がる。そんな化学反応に注目。
誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指す様々なトピックスを毎週日曜日、放送中。
2024年1月21日放送
東京チェンソーズ
今回ご紹介するのは、東京・檜原村を拠点に林業を手がけている「東京チェンソーズ」。
代表の青木亮輔さんは2006年に株式会社東京チェンソーズを檜原村に設立し、およそ18年、林業に従事されています。
檜原村は東京の西側、多摩エリアにあり、93パーセントが森林におおわれた、自然豊かな場所。
檜原村の7割は秩父多摩甲斐国立公園に指定されていて、都心からもアクセスしやすい国立公園の玄関口となっています。
東京は約4割が森林、と意外と緑におおわれているのですが、環境意識が高いので比較的山の手入れはされている方だそうです。
しかし、現在2000人いる檜原村の人口は少しずつ減ってきていて、今後広大な森林をどのように管理・維持していくのか、は大きな課題になっています。
課題の突破口のひとつは「関係人口」を作っていくということ。
都心で暮らす人たちや、都心で働く企業、そういった人たちを森林の中に呼び込んで、
一緒に森林を管理・維持していくことができれば、その課題も克服できるのではないかと青木さんは話します。
定住でも観光でもない、地域と関わる人(=関係人口)を増やすために、林業体験やツリークライミングという木登り体験など、様々な「山の今を伝える」取り組みをおこなっています。
また、林業は地域に密着する必要があるので、社員の約半分は檜原村に住み、地域のお祭りや日々の暮らしの中でのつながりを大事にして活動しています。
林業を通して都会と森林がつながる。少しでも多くの人たちにこの活動を知ってもらい、活動に賛同する人が増えることを願います。
ご興味のある方は是非、東京チェンソーズのWebサイトをチェックしてみてください。
また、今月27日(土)には、東京たま未来メッセで、体験型ワークショップ「WOOD WORK SHOP」木の小物製作をおこなうそうです。
<番組内で放送した内容はこちら>
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