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「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」に団体ボランティアとして参加しました

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NPO法人ハミングバードを創立してから、初めて「団体ボランティア」として「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」に参加をしてきました。



「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」とは、東京・門前仲町、清澄白河、森下、豊洲の街に作品を展示し、街なか全体が美術館になる、障がいのあるアーティストを中心とした市民芸術祭です。今年は10月19日(土)~27日(日)に行われました。

この市民芸術祭を成功させるためには、アートクルー(ボランティア)の協力が欠かせないとのことで、当団体も「団体ボランティア」として7名の申込をしました。受付やアート作品の巡回など、どの担当になるだろうと緊張と楽しみを抱きながら開催を待ちました。

スタッフの一人は2日間の参加で、1日目は主に森下エリアの巡回担当でした。集合場所の清澄庭園大正記念館で受付をし、黄色いアートクルーTシャツをいただきました。森下エリアは森下駅を中心にとても広く、このエリアをすべて巡回できるだろうかと一瞬不安がよぎりましたが、アートクルーリーダーの方が、「無理なく楽しみながら」とおっしゃってくださったのでホッとし、出発しました。

清澄庭園をでて、本誓寺と臨川寺の小道〜深川稲荷神社〜隅田川テラス〜松尾芭蕉記念館〜深川神明宮〜清澄通りの商店街〜深川資料館通り商店街と、展示作品の額がずれていないかなどチェックしながら、結局ほとんどを見てまわることができました。森下エリアをほとんど知らなかったので、地図を見ながらと少し大変でしたが、知らない街を歩くのは冒険で楽しいボランティア活動となりました。平日のせいか、行き交う人が少なく、交流が少なかったことが少し残念でした。

2日目は豊洲エリアでの筆ロック会場。「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」は10月27日をもって閉幕しましたが、アートパラの延長戦ともいうべき「アートパラ×筆ロック ごたまぜイベント supported by カランダッシュ」が豊洲エリアで11月4日まで開催されていました。「筆ロック」はさまざまなお題に対して即興で描くアートバトル。大人も子どもも、健常者も障がい者も、プロアマ問わず楽しめるまさに「ごたまぜ」なアートイベントです。

豊洲シビックセンターで他のアートクルーの方や来場者の方と大きな塗り絵をしました。この塗り絵はアーティストSeiyamizuさんの作。たくさんの動物や天使、花、ガイコツなどが自由に描かれた、大きな大きな作品を大人から小さな子どもまで、みんなで塗っていきました。塗り絵といってもみなさんそれぞれ発想が豊かで、色を塗ったり、星や点で埋めたりと「そんな塗り方もあるんだな」と驚きも。最後に仕上がった塗り絵作品は、参加者同士のインスピレーションのつながりとも言えそうです。一人一人の世界がつながる、素敵なワークショップでした。


別のスタッフは深川江戸資料館と深川不動堂の担当でした。
深川江戸資料館までの深川江戸資料館通り商店街には沢山の絵が道沿いに展示されていました。また、「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」とは別に「第27回かかしコンクール」も行われていて、絵・かかし・絵・かかしと展示してあり、ほほえましい光景でした。
深川江戸資料館は、江戸時代に関する資料などを展示している施設です。受付をすると、リーダーの方が笑顔で迎えてくださり、お手伝いする内容(受付業務)を丁寧に説明してくれました。この日は他に7名ほどアートクルーの方がいて、和やかなムードで楽しくボランティア活動ができました。

深川不動堂は成田市にある成田山新勝寺の東京別院で「深川のお不動様」として親しまれています。境内は七五三詣りの方や訪日外国人の方やおひとり様やカップルの方など沢山の方が参拝に訪れていました。護摩壇の太鼓の音が会場内に響き渡るダイナミックな会場に74点ほどの絵が展示されていました。240名ほどの来場者の対応を老若男女たくさんの他のアートクルーの方と一緒にさせてもらいました。


「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」アートクルーボランティアですが、個人で参加されている方はもちろん、企業・学校単位など団体でボランティアに参加している方もいました。ボランティアをしてみたいけれど、なかなか一人では参加する勇気がない方、ぜひ当団体と一緒にボランティア活動をしてみませんか?

NPO法人ハミングバードは今後もみんなで楽しみながら参加できるボランティア活動を続けていく予定です。