須磨海岸クリーンアップ活動に参加しました
9月21日(土)、兵庫県神戸市にある須磨海岸にて行われたビーチクリーンアップ『WORLD CLEANUP DAY 2024』に参加しました。
須磨海岸は古くから白砂青松で知られる風光明媚な海岸であり、日本でも珍しい都市部にある自然海岸として、地域の憩いの場として長く親しまれてきた海岸です。漁港もあり地場産業として海苔の養殖も行われています。また、海水浴開催期間中においては関西最大級の規模を誇る「須磨海水浴場」として有名で、市外からも多くの来場者が訪れます。
須磨海岸を月に1度、ビーチクリーン活動をしているのは特定非営利活動法人『神戸海さくら』様(以下、『神戸海さくら』)です。都市部における自然環境の保全という重要かつ困難な課題に挑戦し、全国でも屈指の来場者数を誇る須磨海岸での海洋環境保全の仕組みを構築したいと考え、ボランティアが中心となり2013年9月に『神戸海さくら』を設立しました。
活動参加のために事前申込をする必要はなく、開催日に直接集合場所に行くという参加しやすい形になっています。
毎月1回(海水浴開催期間中は月2回)必ず行われるビーチクリーン活動は全長1.8kmの砂浜で2時間ゴミ拾いをします。
コーヒー豆の入っていた麻袋・ゴミを拾うためのトング・小さなビニール袋・軍手などを貸していただけるので手ぶらで参加できるのも魅力です。
当日は強風の中での活動だったので、海が荒れていてたくさんのゴミが流れ着いていました。企業・大学のサークルなどの大人から子ども、ご家族、おひとりで参加されている方々、300人ほどで楽しく活動できました。荒天の影響でお魚タッチプールだけになっていましたが、通常はビーチクリーン活動が終わった後も地曳網体験や潮干狩りなど様々なイベントも楽しめるそうです。
今年6月にリニューアルオープンした須磨シーワールド(旧須磨水族園)に隣接している須磨シーワールドホテルの間に、アーティストの方がビーチクリーンで集めたプラスチックを利用してお魚のモニュメントを作成したそうです。是非一度訪れてみて下さい。
海のゴミのこと、地球の環境のこと、それぞれがほんの少しずつ考えてみる機会になればいいなと思いました。
当団体のラジオ番組J-WAVE(81.3FM)『hummingbird SERENDIPITY CONNECTION』にて『神戸海さくら』をご紹介予定(10/27(日)8:35~)です。ぜひご聴取ください。